平賀こけし店 こけしができるまで


可愛い作並こけしが出来上がるまでには、太くて長い1本の丸太から数多くの作業
工程と愛情をかけて仕上げております。こけし工人が長年修行して培った巧みな技
と精魂込めて作ったこけしへの深い愛情がこけしの一本一本に込められています。

材料となるいたや・みずき・あおかの丸太の皮を剥い

てから半年〜3年間自然乾燥させる。
作るこけしの寸法に合わせて丸のこ

(縦方向に回転する丸型の電動のこぎり)で

原木を切り落とす。

製材作業ともいう。

旋盤(せんばん)(円柱形の刃物で木材の皮を削り取る機械)に

玉切りをした原木を挟めてから回転させて、

木の余分な皮を切り取る。

木取り作業をした原木をロクロに打ち付けてから回転させて

頭や胴の大体の形になるようにこけし専用のカンナで削る。

荒びきした頭部分を、今度はなめらかなこけしの頭の形に

なるようにこけし専用のカンナで削る。
荒びきした胴部分を、今度はなめらかなこけしの胴の

形になるようにこけし専用のカンナで削る。
頭・胴びきが終わった後、ロクロを回転させながら

サンドペーパーでよく磨き表面を艶やかにする。

さらに艶やかさを出すためにワラで磨く。
サンドペーパーで磨いた胴の上下部分に一本ずつ

丁寧にロクロウ線を描き乾かす。
サンドペーパーで磨いた頭に顔・もみあげ・髪りの模様を描き乾かす。

ロクロウ線を描いた胴に菊模様の柄を描いて乾かす。

頭・胴部分に絵柄を描き、乾いた後に頭と胴を接合させる。
総仕上げとしてロウをひき光沢が出せたら

伝統作並こけしの完成です!

 

平賀こけし店
宮城県仙台市青葉区作並字元木13
営業時間  7:00〜19:00  休日:年末年始・不定休

TEL 022-395-2523
FAX  022-395-2523

info@h-kokeshi.net